「のび太の夢物語」と夢について2009年01月16日 23:59

 本日放送のアニメの感想なのだ…って、別にバカボンのパパではありません(笑)。
 好きな夢を見れる機械って、いろいろありますよね、「立ちユメぼう」とか。これは原作38巻所収の「ドリームプレイヤー」です。原作ではビデオテープでしたが、なんかMDかMOを思わせるカラフルなディスクになっていましたね。この分だと、先日パイオニアがLDの生産を打ち切るというニュースが流れていましたが、我らがメモリーディスクもブルーレイに進化してるかもしれません(^^;。
 やはり、模範的のび太が一番笑えました(^^)。ことわざを連発するのび太…ありえない(笑)。しかし、あの「終わらない夢」の表現、原作のオチは知っていても、怖かったですよ、表情のないドラえもんとか。いろんな人や出来事が脈絡もなく出てくるのは、いかにも夢らしかったですが。”本当は怖い『ドラえもん』”のリストに加えてもいいと思います。
 あとは、どの夢でもうまくいかないのは、夢は現実の投影だからですね。自分も、最近はあんまりいい夢を見ないです…。手許に、小学館のドラえもんからだシリーズ第7巻「からだなんでも相談室」という本があります。小学生の体や心の相談が漫画で描かれているのですが、のび太の「時々おねしょをします、どうしたらいいですか?」という相談が載っています。回答は、昼間に緊張することがあると、あとでおねしょをすることがあって、大人になって緊張に打ち勝てるようになると、しなくなるので心配しないで…というものでした。のび太がジャイアンに殴られそうになっている絵が添えてあります。のんびりしてるようですが、この子なりに、昼間精神的にも疲れているのだろうと思います。ある意味おしっこのことも忘れてグッスリ眠れるのは、子どもとしてかえって健康なんではないかと思います。現役の子には切実な苦労と思いますが、後で振り返れば懐かしい想い出です(^^;。ちなみに、同書に「普通は5歳くらいでしなくなるけど、中には10歳くらいまでする子もいるんだ。」って書いてありましたが、普通じゃなかったんですね、のび太も自分も(爆)。それはともかく(^^;、この本オススメですので、立ち読みしてお気に入りならお買い求め下さい。このシリーズの第5巻、「成長とたん生」は、いわゆる性教育もので、はだかんぼののび太が見れますので、こちらもちょっとご覧下さい。
 夢を見る機械で忘れてはいけないのは、映画ドラえもん「のび太と夢幻三剣士」に出てくる「気ままに夢見る機」でしょうね。そう、長編唯一ののび太のおねしょシーンがある作品です。「アトランチス最後の日」で、大陸が水没する話…って、ちゃんと内容確認してからにしないと(笑)。アダプターに、瞬間クリーニングドライヤーがついてるのは、やっぱりのび太みたいに夢見ておねしょする子がいるからですね(^ー^)。夢の中で、「しめた、水が温かくなってきたぞ」って言ってるあたりでやっちゃったんでしょうねえ。なんかリアルでいいです。感触としては、海の中でおしっこした時みたいなんでしょう…って、なんで知ってるんだか(^^;;;。「水浸しの夢を見ると、よくやっちゃうんだ…」という発言は、かの「世界沈没」の大失敗の経験をふまえてのことと思いますが、”よく”って言うのが気になりますね。他にどんな夢見たことがあるのかな、のび太くん(*^ー^)*。この映画は、パジャマを着て寝て、おねしょの夢見て、目が覚めてどきっとして、乾かして…という一連の行動が全部描かれているのでとてもオススメです。お着替えがないのは残念ですが、このあと普通に登校してる辺りがいいなあと思いますよ。きっと今朝もどこかで、おねしょしちゃった子が、何食わぬ顔で普通に学校に行ってるんだな、とか想像してしまいます(^^;。さきほどの本に反論するわけではないですが、やっぱりおねしょに理由はないのかもしれません。出ちゃうときは出ちゃうのですから(^^;。小学生として、ごくありふれた経験の一つとして、自分も準くんのお話とかで、おねしょを描いていけたらと思います。

 さて、つい長くなりましたが(^^;、来週は「あの日あの時あのダルマ」だそうです。期待と不安が入り交じりますが、楽しみに待つことにしましょう。